
2026年02月19日
【決算・確定申告直前】事業者が今すぐ見直すべき経費最終チェック|合法的に利益を守る実践ガイド
確定申告・決算が迫るこの時期、「もっと早く整理しておけばよかった」と感じている事業者の方も多いのではないでしょうか。
税金は利益(所得)に対して課税されます。
売上 − 経費 = 利益(課税対象)
利益 × 税率 = 納税額
利益 × 税率 = 納税額
つまり、正しく経費を計上できているかどうかで、納税額は大きく変わります。本記事では、事業者が決算・確定申告前に必ず確認すべき「経費の最終見直しポイント」を整理します。
1. 経費の基本原則を再確認する
- ✔ 事業に関連しているか
- ✔ 金額が社会通念上妥当か
- ✔ 証憑(領収書・請求書)が保存されているか
この3つを満たしていれば、原則として経費計上が可能です。重要なのは「説明できるかどうか」です。
2. 見落としやすい経費の総点検
■ IT・通信関連費
| 項目 | 経費区分例 |
|---|---|
| インターネット回線 | 通信費 |
| クラウドサービス | 支払手数料 |
| 業務用ソフトウェア | 消耗品費/ソフトウェア |
| スマートフォン料金 | 通信費(按分) |
クレジットカード明細を確認すると、見落としていた月額費用が見つかるケースが少なくありません。
3. 広告宣伝費の整理
- ✔ Web広告(Google・SNS)
- ✔ ホームページ制作費
- ✔ ロゴ・デザイン制作費
- ✔ チラシ・パンフレット
- ✔ 名刺印刷費
集客やブランド構築に関する支出は、原則として広告宣伝費になります。
4. 接待交際費・会議費の確認
法人の場合、交際費の損金算入には一定のルールがあります。
記録しておくべき内容:
- ・日時
- ・相手先
- ・目的
- ・参加人数
会議目的の飲食であれば「会議費」として処理できる場合もあります。区分の適正化は重要です。
5. 設備投資と減価償却の最終確認
| 取得価額 | 処理方法 |
|---|---|
| 10万円未満 | 一括経費 |
| 10万円以上 | 減価償却 |
青色申告の中小企業者は、30万円未満の資産を一定額まで一括計上できる特例があります。適用漏れがないか確認しましょう。
6. 家事按分の見直し
自宅兼事務所の場合、次の費用を按分計上できます。
- ✔ 家賃
- ✔ 光熱費
- ✔ 通信費
- ✔ 火災保険料
面積割合や使用時間割合など、合理的な算出方法で計算します。
7. 決算直前チェックリスト
- □ 売掛金・買掛金の計上漏れはないか
- □ 未払費用の計上は済んでいるか
- □ 在庫の棚卸しは完了しているか
- □ 減価償却費は正確か
- □ 交際費の区分は適切か
まとめ|経費管理は経営力そのもの
適切な経費計上は「節税テクニック」ではなく、正当な経営判断です。
今一度、取引履歴・契約書・領収書を確認し、漏れなく正しく計上できているか見直しましょう。
経費の精度は、利益の精度に直結します。
今回の確定申告・決算を、より強い財務体質づくりの機会にしてください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。具体的な税務判断は税理士等の専門家へご相談ください。
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